メルマガの件名の作り方
- 2020.07.15
こんにちは!助ネコ店長です。
自分が送ったメルマガが開封されたか、それとも捨てられたのか、これってとっても気になります。一生懸命書いても開封もされずゴミ箱へ捨てられてしまうとて悲しいですよね。それじゃ、「開封されて読んでもらうにはどうしたらいいの?」と、メルマガを書く側の人は皆、そこを考えています。
そして開封されるコツを見つけると、どんどん開封率が上がってきて、本文に魅力があれば、売り上げにも繋がっていきます。それでは、その開封してもらうコツって何だと思いますか?開封の為の重要ポイントは、単純に「開封したくなる件名」です。
しかし、その「開封したくなる件名はどうやって書いたら良いの?」と、これまた難しく考えてしまうのではないでしょうか?でも丈夫です。下記の4つのポイントを踏まえて言葉を並べると、徐々に開封率の高い件名を作る事が出来るようになります。さっそく、その4つのポイントを説明していきましょう。
まずは、あなたのお店のお客様の事を想像してほしいのです。なぜお客様は、あなたのお店のメルマガを購読してくれているのでしょう? 自分のお店の魅力は何なのか? きっとお客様は、その魅力にひかれて、メルマガ購読者になっているはずです。
【件名A】:〇〇商店から新商品の焼き肉のタレのお知らせです。
【件名B】:【肉好き必見!新商品】タレだけでもご飯が激うま!
上記件名は、同じ23文字ですが、【件名A】よりも、【件名B】の方が、読者がこの件名を見た時に想像力がかき立てられ、食べている場面を頭の中で思い浮べてしまうのです。
もし読み手であるお客様が、お腹のすいている時間帯にこの件名を見たとしたら? もしそれがHTMLメールで、美味しそうなタレで焼いた焼き肉が、ご飯の上にど~~んと乗った写真があったらどうだと思いますか?
そうです。自分のお店の商品の強み、価値を最大限に引き出せる書き方をすると、同じ価値観を持っているお客様ならば、必ず反応するはずなんです。
「わぁ、私こういうの、好きだな~」そう思ってもらえるでしょう。
次に、メルマガでは具体的な「数字」を入れて「問い」や「結果」を表現してあげると、その数字に共感、価値観を見出したお客様が開封してくれるのです。ですので、セールを行う時などはとても有効な書き方となります。
【件名A】:【○○商店セール!】とってもお得な商品をご紹介!
【件名B】:【1,200円→999円!】秘伝のタレでご褒美焼き肉!
いつもは買わない未購入者様に向けて、こんなメールを送ると「セールなら買ってみるか。」と。普段はメルマガなど静観していたお客様が、動きやすくなります。購入回数が少ない、未購入のお客様などには大変有効な件名となります。お客様の給料日直後辺りにこんなメールを送ってみましょう。
お得感のある件名に、衝動買いしてくれるかもしれません。「たまには自分へのご褒美に、このくらいは、いいよねえ・・」と。
さらに、このメールを今日確認しないと損しちゃうかも?!と思ってもらえるような、「緊急性」を件名に入れると開封率が上がります。(ただし、件名と内容が伴っていないと、信頼性が弱まってしまうので注意が必要です。)
【件名A】:【1,200円→999円!】秘伝のタレでご褒美焼き肉!
【件名B】:29日限定!1,200→999円 秘伝のタレでご褒美焼き肉!
このような書き方だと、「今だけ感」を演出でき、お客様に「開封してメール内容を確認しなきゃ」と、思って頂けるはずです。
また、時には見た目で開封してもらう方法もあります。下の例では「☆★」を使って、文章を装飾してみました。
【件名A】:本日限定!1,200→999円 秘伝のタレでご褒美焼き肉!
【件名B】:☆★1,200→999円★☆ 秘伝のタレでご褒美焼き肉!
ただし、乱用は禁物です。視覚的効果というのは、お客様が受信しているメルマガにもより、受信している他のメルマガの件名が皆、視覚的効果を乱発しているようだと、効果が発揮できません。ですので、視覚的効果のメルマガ配信後は開封率を確認し有効性を確かめながら使って行くとよいでしょう。
いかがでしょうか?もっと高度なレベルになると、ネットショップさんの営業方針や理念も考慮した書き方などもありますが、まずは物販のショップさんならば、この4つのポイントのいずれかは必ず当てはまり、結果が出ると思います。
ですので、件名はおろそかにせず、渾身の思いで考え、練りましょう。そして送信数日後は開封率を必ず確認するとよいです。
開封率を確認する習慣をつけると、あなたの「件名の作成技術」は必ずアップしていきます。ぜひ、お試しください。
助ネコ店長も、ネットショップ様の参考になるような
「おもてなし」の心のサービスをこれからもご紹介してまいります!